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甲7,8,9,19号社宅及び土塀、カラミ土塀

文化財

生野鉱山に赴任した官史・技術者のために建設された官舎で、7・8・9号は1876年(明治9年)に建てられました。19号の建設時期ははっきりとしていませんが、1896年(明治29年)に三菱合資会社に払い下げられる前後に建てられたものと考えられており、他の棟とは間取りが異なっています。
社宅を取り巻く土塀には、江戸時代のカラミ石が用いられています。カラミ石は鉱石から銀や銅などを製錬した後に出る鉱滓を成形した鉱山町独特の素材で、生野に現存する職員住宅のなかでも最も古く日本近代の生活様式を残す貴重な遺構です。なお、9・19号には宿泊することができます。

住所
兵庫県朝来市生野町口銀谷697-1
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30迄)
定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始
料金
無料
TEL
079-670-5005
ホームページ
http://asago-net.jp/users/kousyataku/index.html